BNS10話から13話の話~
初めまして。きのたろうです。
初めてブログを書くこともあって色々至らぬ点もあるでしょうがご了承ください。
この記事ではアイドルマスターミリオンライブ!シアターデイズ Brand New Songの10話から13話について感想をぶわーっと書いていきます。ネタバレを多分に含みますので、まだ読んでない方は今すぐBNS1巻と2巻とFebriのVol.54、55、56を買ってください。本当にいい漫画です。
Febriは電子書籍で買うとおおよそ200円ほど安く済みますので、店頭になーい!というときには電子書籍でお買い求めください。
まあ、僕が好きだなあ…!と思ったところはムーPさんという人が結構書かれているんですけど。
こちらではまつりのことを中心に書こうと思っています。大雑把に言えばima先生ありがとうございました…。という内容です。
それでは参ります。
それでですね…。
10話で出てきたところから既に可愛い。
10話
ima先生の絵の何がいいって、髪の塗り方がとっても綺麗なところなんですよ。この塗りのおかげで緑髪とか白髪とかもう映える映える。それが白黒でも伝わってくるんですよ。素敵。
そして一瞬でこのみさんの顔色を窺い、空気を読んで部屋から出る様。あなた本当に19歳か?ってなる瞬間ですね。これがまつりの超絶判断能力。恐ろしい。すき。
二人っきりになって、朋花さんが放つこの言葉。
「私たちもはやくユニットデビューしたい…そう思いませんか」
一瞬の憂いの表情…なんだよなあ…話を転換する時に汗がちょっと出ているのも人間らしい。人なんだ…ってなりますね。
その後でてくるこの言葉。
「…美也ちゃんは何があってもついニコニコしちゃうのです。」
まつりすごいね…あなたやっぱりすごいよ…
どこから美也の心情を見抜くのか、見当がつきません。やばい。
11話
あくまでまつり中心なのでちょっとだけ。
まつりのファンに女性が多いのそれ!!それだあああああ…!!
12話
みんなで遊びに行くって提案したエレナ優しすぎない…?美也のことを心配しすぎてない…?すき…
あとお口ムギュするまつり好きですね。3回もやったぞ!やずやでさえ2回なのに!
ミリシタのメインコミュで朋花さんのお団子をさわさわしようとする光景は見受けられましたが、まつりがどのような形であれアイドル同士でスキンシップするイメージがそんなに根付いてなかったんですよね。女の子だからするよね…人だ…女の子だ…ってなります。すき。
それに変顔することになってわたわたするまつりも大好き。エレナがムギュってされている、まつりに抑えられている(といったら語弊を生みますけど…)だけじゃないこのいかにも友達って関係性大好きです。実はまつりとエレナは両方担当なんですよね。ありがたや…ありがたや…。
プリクラを撮ってカフェに入ると、展開は核心へ。
エレナはアイドルの指針も志も、心までも真っ直ぐ。それでいて見つめる範囲はワールドワイド。そんな風に僕は思っています。だからこそ嘘を吐けても、隠すのはへたっぴ。それをいいところと形容してくれるまつり、人間としてできすぎている気がします。素敵。そういうところがまつり姫が好きである理由の一つであるファンもいるんだろうなあ…。
そこからのエレナの想い、まつりや朋花から美也を奪ってしまったと重圧を感じるエレナとか、もうここらへんの10ページ、言語にしきるのに多分1か月くらいかかってしまう…そんな感じです。個人的に胸を抉られたのは、美也のこの言葉。
「……迷惑をかけてしまっても…笑って許してくれるのは…」
「美也だからしょうがないって…そう思われているのでしょうか…」
アイドルとして立つときの美也は、みんなを元気にする存在。そんな美也に、こういう、重責に沈みそうな言葉を吐かれると、「うう…うう…」となります。3割しんどい。7割励ましたい。
それに対するエレナの答え。
「笑って許してくれるのはここにいる人たちがみんーな…」
「ミヤのことがだーいすきだから!」
これ、プロデューサーがこの現場にいたとして、言えなくはないと思うんです。
でも、同じ位置に立って、一緒に映る。そんなエレナだからこそ伝えられ、美也を暖かくしてくれる、この言葉。
だからエレナが好きなんです。周りにいる人全てを、明るく照らしてくれる、そんなエレナが。すきですきでたまらない。そう思った気持ちだけははっきりさせておきたかったので、なんとか言葉にしました。
「まつりちゃんも」のコマのまつりの表情が好きです。この時の心情は僕にはわかれないんですけど、でもまつりならこういう顔になるなぁっていう確信が残ります。わかりたい
13話
わがままでいてくれてありがとうってなるお話。
だいたいは前に書いた通りムーPって人が書いてくれています。謝ってくれるエレナ好き。
まつりがアイドルに対して姫口調を解くことって、非常に珍しいんですよ。僕はグリマスのときのこれしか知りません。
グリマスの時のイベント「特番!生っすか!?サンデー×50」ショートストーリーのやつ。この頃はアイマス自体知りませんでした…なんで…
前例はあるにしろ、プロデューサー以外に対して姫言葉を解くことに決めたのは、結構思い切った判断だと思います。すごい。(姫言葉というのは、まあ、そういうことです)
ここで今回書きたいことの9割を占めることなんですけど、2巻にも収録されている10話のあとがき
「心を許した相手には素直な気持ちをまっすぐな言葉で伝えてくれることもあります。」
まつりが美也に対して姫言葉を解いたのは、文字通りに心を許したのもあるんでしょうけど、美也を励ますときにまつりの持つ素直な心を受け取ってもらうには、姫言葉を使わずに励ましたほうが伝わることを、まつりは多分知っていたんだと思います。知ってそう。
それでもって美也に嬉しさをはじめとしたいろいろな気持ちの混ざった涙を、流しきるまで流してほしかった…もとい、普段なかなか出せない感情を余すことなく出してほしかったのかなあとも思います。つらいときにもにこにこ笑ってしまうから。
ただの深読みって感じはありますし、書いててこの解釈でいいのか…とは思いましたけど、こうだったらいいなって妄想していました。まつりが姫言葉を解くのは、まつりにとって大事な人だけだと思っているので…。
拗らせたことを書いてしまうと、まつりはホイホイ姫言葉を解く人じゃないと思ってます。信頼と親愛がない限りは。アイドルに対して姫言葉を解くのもなんだかなあと思っていました。こうやってまつりが姫言葉を解いた理由を探っているのも、それにふさわしい理由がないと納得がいかないという、逃げなのかもしれません。でもこの物語の流れがあるのなら、まつりとしても美也と同じくらい嬉しいと感じるのなら、もうそこに水を差すのは野暮なんだなあと思いました。そう思わされました。要約するとBNSが好きだということですね。
こうやって文章を書いていると、自分の語彙力のなさが嫌になりますね。
最後にima先生、本当に素敵な物語を書いてくださってありがとうございました。
アトリエル・シエルとなって、公演を終えた後の4人の物語も見られますように…。
追伸:実はBNS自体初めて読んだのが4日前。8月16日です。ここで身を以て知ることができました。
いくももってすごいですね。